呼吸を調えて瞑想をすることで、セロトニン神経が活発になると言われています。
セロトニンには心をリラックスさせ安定させ、ストレスや痛みに強くさせる作用があります
逆にこれが欠乏気味になるとイライラしやすく怒りっぽくなったり、うつ病や不眠症にもかかりやすくなります。
セロトニンが欠乏する原因としては慢性的なストレスや昼夜逆転型の生活、運動不足、他者とのスキンシップの欠如などが挙げられており、いずれも私たち現代人にとっては身近な問題と言えるでしょう。
また、夜間スクリーンの光を見たり音を聞いたりすることにより脳が交感神経優位の興奮状態になり、そのまま床に就いても眠りに入れず不眠症になるという問題がスマートフォン等の普及と共に深刻化しているようですが、瞑想時の深い腹式呼吸にはこれをリセットして一転、副交感神経優位のゆったりとしたリラックス状態に持っていく作用があります。
眠りに就く前に僅かな時間瞑想をするだけで、信じられないくらい快適な眠りが得られることでしょう。
副交感神経優位の状態を維持することで不眠が解消されるだけでなく、代謝が良くなり免疫力も高まってきますので、結果的に病気全般にかかりづらくなります。
また、日々瞑想をしていれば自分の肉体にわずかな異変が起きた時にも気が付きやすくなり、病気の早期発見・対策にも繋がります。